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セムコ通信

原水pHの均一化や放流水自動記録監視、液漏れにも対応した安心設計な中和装置 水処理

実験排水の中和処理装置

客先要望事項

  • 排水量100~200L/hr
  • pH2.5~11.5(酸、アルカリ排水)
  • 放流水のph値を記録したい
  • pH値が放流基準を満たさない場合は警報を出して欲しい
  • 液漏れした場合の防液堤を設けて欲しい

ご提案

  1. 流し台からの排水は一定ではないため、排水受槽を設けてポンプと流量計を設置して、一定の流量で流すことを提案しました。
  2. 出口の放流pHを監視記録するために、当社ペーパーレスレコーダーのPET-R11型の記憶計を使用して、放流監視ユニットを新たに設計して設置しました。
  3. 放流監視槽が排水基準を満たしていない場合は、警報ブザーが鳴るようにしました。且つ、ブザーの音量調節も可能です。
  4. 防液堤に関しては、受槽と中和処理槽の容量が受けられる容量にして、前面を透明にして常に目視で監視できるようにしました。

中和処理フロー

中和処理フロー