HOME > セムコ通信 > 簡単設置で水耕栽培を効率化!らくらく肥料管理機4の活用事例

セムコ通信

簡単設置で水耕栽培を効率化!らくらく肥料管理機4の活用事例 農業

水耕栽培ハウスから肥料管理機設置のご相談

千葉県某所に所在する水耕栽培農家のハウスを訪問しました。
この農家では、レタスをはじめとする葉物野菜の水耕栽培を長年にわたり継続しています。ハウス導入当初は制御盤を用いて総合的な水質管理を行っていましたが、長期間の使用による装置の老朽化に加え、養液調整用として使用していた注入ポンプが廃盤となったことで、施肥用のEC/pH調整作業に支障が生じていました。
その際、代替機として選定されたのが弊社の「らくらく肥料管理機4」です。

「らくらく肥料管理機4」は、「投げ込み型ECセンサーおよびpHセンサーを用いて液中のEC値・pH値をリアルタイムで測定し、測定値が設定値から逸脱した際に各液注入ポンプを用いて適宜薬液(肥料原液・pH剤)を注入し、自動で濃度調整を行う」という方式で養液管理を行っています。この現場では、既存の養液調整システムも同様の方式で養液管理を行っていたため、スムーズに置き換えができました。

また、このハウスでは養液濃度調整だけでなく、水温や潅水制御など、総合的な水質管理を一つの制御盤で行っています。この制御盤全体を刷新する場合、多額の費用が発生するため、弊社では対応可能な範囲である「養液調整システム」のみを刷新する形でご依頼を受けました。


追加設置したらくらく肥料管理機4と、酸(ダウン剤)注入ポンプ


 

「らくらく肥料管理機4」は、少ない工程で簡単に設置可能な機器です。


①据付設置に関しては、取付用のボルトナットセット(M6)が標準で付属しています。肥料管理機を据付したい場所にボルトを通すための穴を4か所開け、ボルトナットで固定してください。


②「らくらく肥料管理機4」の吸込・吐出はすべてホース接続となっているため、配管作業は不要です。ホースは15m巻の状態で付属していますので、必要な長さに応じて適宜切断して使用してください。


③ECセンサーおよびpHセンサーはどちらも投げ込み型となっているため、タンク等にそのまま沈めるだけで使用可能です。


④「100V(単相)」仕様の場合、家庭用コンセントで給電可能です。電源ケーブルもコンセント仕様のものが結線済みの状態で出荷されているため、容易に電源供給が可能です。


※タンクに撹拌機等を設置している場合、センサーコード等が巻き込まれ破損する恐れがあるため、防波管等を別途ご用意ください。
※pHセンサーに関しては、使用前にpHセンサー校正作業が必要です。
※pH調整用ポンプを別途用意し、肥料管理機と結線することで、EC値と同様にpH値の調整も可能になります。肥料管理機の裏蓋を外すと各種結線用の端子台があります。ダウン剤(酸)ポンプの場合は酸ポンプ用の端子、アップ剤(アルカリ)ポンプの場合はアルカリポンプ用の端子に結線してください。
※ 「らくらく肥料管理機4」では、ダイヤフラム定量ポンプなど特定のポンプのみ使用可能です。使用可能なポンプについては別途お問い合わせください。


ハウスでの機器の据付設置作業についても弊社で承っています。

今回のお客様をはじめ、各所で好評をいただいていますので、水耕栽培におけるEC/pH調整にお困りの方は、ぜひ「らくらく肥料管理機4」の導入をご検討ください。

 ご質問・お問い合わせはこちらから。

 
 

関連商品

らくらく肥料管理機4  

水耕栽培機
「らくらく肥料管理機4」

pH計/EC計と定量ポンプを1台にまとめた、肥料濃度の自動管理装置です。煩わしい配線などがなく、手軽に設置出来ます
     

  • カタログ登録会員
  • WEBからのお問い合わせ
  • 03-3946-3201
  • 03-3946-3210
  • 製品に関するご相談やカタログ請求、
    デモ機のご依頼などお気軽にご連絡ください。
  • よくある質問
  • カタログダウンロード
  • 貸出機のご依頼
  • ご利用製品のサポート窓口