まず「何を測りたいか」を決める
水質測定器を選ぶ第一歩は、何の値を測定したいかを明確にすることです。測定対象によって必要なセンサーと機器が異なります。
「どのように使うか」で形状・タイプを選ぶ
測定したい項目が決まったら、次は使い方や設置方法・目的で絞り込みます。5つのタイプに分類できます。
配管や設備に組み込んで、24時間連続で水質を監視したい場合に適しています。工場の排水ライン、冷却塔、水処理設備などで広く使われます。測定値の表示・伝送が主な用途です。
複数の場所を巡回しながら測定したい場合や、現場でその場で確認したい場合に適しています。設備に組み込まず手軽に使えます。
測定値に応じて薬注ポンプや電動弁を自動でON/OFF・比例制御したい場合に適しています。排水処理や薬品注入の自動化に使われます。
測定値をデータとして自動記録・グラフ表示したい場合に適しています。品質管理や行政への報告が必要な現場、トレーサビリティが求められる用途に使われます。
複数の測定ポイントを1台でまとめて管理したい場合に適しています。配管の入口・出口など2箇所同時に監視でき、設置コストを抑えられます。
PETW-M3はPH-PH、PH-ORP、ORP-PH、ORP-ORPなどの計測管理の組み合わせが可能です。
出力・連携の要件を確認する
設備や制御盤との連携が必要な場合、出力信号の種類も選定の重要なポイントです。「数値を送りたい」なら4-20mAまたはRS-485,「機械を動かしたい」なら有電圧または無電圧,「微調整しながら薬を入れたい」ならパルス出力がおすすめです。
| 出力の種類 | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 4-20mA | 測定値を電流の強さに変換して送り続ける方式。汎用性が高く、リアルタイムな数値を離れた場所へ連続伝送できる。 | 工場の計装システム(PLC・DCS)への組み込み。 |
| 有電圧接点出力 | 設定した値を超えたら、測定器から直接AC100Vなどの電気を流す方式。測定器自体がコンセントのスイッチになる。 | 薬注ポンプや電磁弁のコンセントを直接つないで、自動でON/OFFさせる。 |
| 無電圧接点出力 | 測定器の中のスイッチが閉じるだけで、電気は流さない方式。外部の機器への信号伝送や、他設備への通知を行う。 | パトライト(警報灯)をピカピカ光らせたり、システムに異常を知らせる。 |
| RS-485 | 数値をそのまま「デジタルデータ」として送る方式。1本の線で何台もの測定器をつなぐことができ、ノイズにも強い。 | パソコンやスマホの画面で、複数の測定データをまとめて遠隔監視する。 |
| パルス出力 | リズムよく電気信号を刻んで送る方式。目標値からのズレに合わせてリズムを変え、動作スピードを細かく調整できる。 | 電磁定量ポンプのスピードを細かくコントロールして、薬品を少しずつ精密に入れる。 |
条件を選んで製品を絞り込む
上のSTEP 01〜03で確認した条件を選んでください。選ぶたびにリアルタイムで該当製品が更新されます。複数選択も可能です。
条件に合う製品が見つかりませんでした。
条件を変えてお試しください。
よくあるご質問
pH計は水の酸性・アルカリ性の強さ(0〜14のスケール)を測定する機器です。一方ORP計は水の酸化・還元力(mV単位)を測定します。殺菌・消毒の効果確認にはORPが有効で、排水のpH中和管理にはpH計が使われます。用途が異なるため、目的に合わせてご選択ください。
24時間連続で監視・制御が必要な設備(排水処理ライン・冷却塔など)には設置型が適しています。複数の水槽やタンクを巡回して確認する用途や、設備への組み込みが難しい現場にはハンディ型が便利です。両方を併用されるお客様も多くいらっしゃいます。
交換を検討するサイン(見極めの目安)
• 定期的なキャリブレーション(校正)でエラーが出るようになった
• 測定値が安定するまでの応答時間が明らかに遅くなった
• 電極を洗浄しても数値がふらつく、またはズレる
安定した測定を維持するためにも、上記のような症状が見られた場合は早めの交換をお勧めします。
製品選びに迷ったら
絞り込みツールを使っても「どれが合うかわからない」という場合は、お気軽にご相談ください。使用環境・測定対象・制御の要件などをお伺いし、最適な製品をご提案します。
また、実際の環境でお試しいただけるデモ機の貸出サービスも行っておりますので、ご購入前の確認にもご活用ください。



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