STEP 01

まず「何を測りたいか」を決める

水質測定器を選ぶ第一歩は、何の値を測定したいかを明確にすることです。測定対象によって必要なセンサーと機器が異なります。

pH
pH計
酸性・アルカリ性の度合い
水質管理、食品製造、化学・工業プロセス、医療・医薬品開発
ORP
ORP計
酸化・還元の状態
浄水、プール、温泉(殺菌管理)、工場排水、環境測定、食品、飲料製造、半導体、めっき工場
EC
EC計(導電率計)
電気伝導率・イオン濃度
水耕栽培の肥料管理、冷却塔、純水管理
濃度
電磁濃度計
薬品・塩類の濃度
強酸・強アルカリ・塩類の濃度管理
塩分
塩分濃度計
塩分濃度
食品製造・外食・調理、水産養殖・水族館、工業・製造業・ボイラ管理、土木・建築(コンクリート管理)
DO
DO計
溶存酸素量
下水・し尿・工場排水処理(微生物の管理)、水産養殖・水族館・河川環境、食品・飲料製造(品質保持)、ボイラ水・プラント管理
濁度
濁度計
水の濁り具合
水道水・浄水場(命を守る水質管理)、下水・工場排水処理、プール・浴 場、食品・飲料製造(品質・見た目の管理)
STEP 02

「どのように使うか」で形状・タイプを選ぶ

測定したい項目が決まったら、次は使い方や設置方法・目的で絞り込みます。5つのタイプに分類できます。

🖥️
制御盤組込型(パネルマウント)、現場設置型(フィールドマウント/壁掛け・パイプ取付)
連続モニタリング向け

配管や設備に組み込んで、24時間連続で水質を監視したい場合に適しています。工場の排水ライン、冷却塔、水処理設備などで広く使われます。測定値の表示・伝送が主な用途です。

常時監視が必要な生産ラインや処理設備がある
測定値をPLCや上位システムに伝送したい
設備に固定して使いたい
該当製品の例
PE-12PE-32EPE-31EFPPE-52OE-31ECE-32CCE-32HPCE-12MCM-81CM-81SCPE/COEシリーズ
🔦
ハンディ型・ポータブル型
持ち運び・現場測定向け

複数の場所を巡回しながら測定したい場合や、現場でその場で確認したい場合に適しています。設備に組み込まず手軽に使えます。

複数の水槽・タンクを巡回して管理している
設備に組み込まずに使いたい
屋外や現場での測定が多い
該当製品の例
PS-02-PH/ECDO-02CT400ポータブルテスター
⚙️
制御型
ポンプ・弁の自動制御向け

測定値に応じて薬注ポンプや電動弁を自動でON/OFF・比例制御したい場合に適しています。排水処理や薬品注入の自動化に使われます。

測定値に応じて薬注ポンプを自動制御したい
電動弁の開閉を自動化したい
屋外設置や過酷な環境での使用を想定している
該当製品の例
PET-M4PE-62CEB-51
📊
記録型
データ記録・トレーサビリティ向け

測定値をデータとして自動記録・グラフ表示したい場合に適しています。品質管理や行政への報告が必要な現場、トレーサビリティが求められる用途に使われます。

測定値をログとして記録・グラフ表示したい
品質管理や行政報告用のデータが必要
ペーパーレスで記録を残したい
該当製品の例
PET-R11RE-8
🔀
多点管理型
複数箇所を1台で同時管理

複数の測定ポイントを1台でまとめて管理したい場合に適しています。配管の入口・出口など2箇所同時に監視でき、設置コストを抑えられます。

2箇所以上の測定点を1台で同時に監視したい
機器の設置台数を減らしてコストを抑えたい
チャンネルごとにpHまたはORPを選択したい
該当製品の例
PETW-M3
TIP

PETW-M3はPH-PH、PH-ORP、ORP-PH、ORP-ORPなどの計測管理の組み合わせが可能です。

STEP 03

出力・連携の要件を確認する

設備や制御盤との連携が必要な場合、出力信号の種類も選定の重要なポイントです。「数値を送りたい」なら4-20mAまたはRS-485,「機械を動かしたい」なら有電圧または無電圧,「微調整しながら薬を入れたい」ならパルス出力がおすすめです。

出力の種類 特徴 主な用途
4-20mA 測定値を電流の強さに変換して送り続ける方式。汎用性が高く、リアルタイムな数値を離れた場所へ連続伝送できる。 工場の計装システム(PLC・DCS)への組み込み。
有電圧接点出力 設定した値を超えたら、測定器から直接AC100Vなどの電気を流す方式。測定器自体がコンセントのスイッチになる。 薬注ポンプや電磁弁のコンセントを直接つないで、自動でON/OFFさせる。
無電圧接点出力 測定器の中のスイッチが閉じるだけで、電気は流さない方式。外部の機器への信号伝送や、他設備への通知を行う。 パトライト(警報灯)をピカピカ光らせたり、システムに異常を知らせる。
RS-485 数値をそのまま「デジタルデータ」として送る方式。1本の線で何台もの測定器をつなぐことができ、ノイズにも強い。 パソコンやスマホの画面で、複数の測定データをまとめて遠隔監視する。
パルス出力 リズムよく電気信号を刻んで送る方式。目標値からのズレに合わせてリズムを変え、動作スピードを細かく調整できる。 電磁定量ポンプのスピードを細かくコントロールして、薬品を少しずつ精密に入れる。

条件を選んで製品を絞り込む

上のSTEP 01〜03で確認した条件を選んでください。選ぶたびにリアルタイムで該当製品が更新されます。複数選択も可能です。

STEP 01何を測りたいですか?
STEP 02どのように使いますか?
STEP 03出力・連携の要件は?任意
21 すべての製品を表示中
 
🔍

条件に合う製品が見つかりませんでした。

条件を変えてお試しください。

FAQ

よくあるご質問

QpH計とORP計は何が違うのですか?
A

pH計は水の酸性・アルカリ性の強さ(0〜14のスケール)を測定する機器です。一方ORP計は水の酸化・還元力(mV単位)を測定します。殺菌・消毒の効果確認にはORPが有効で、排水のpH中和管理にはpH計が使われます。用途が異なるため、目的に合わせてご選択ください。

Q設置型とハンディ型、どちらを選べばよいですか?
A

24時間連続で監視・制御が必要な設備(排水処理ライン・冷却塔など)には設置型が適しています。複数の水槽やタンクを巡回して確認する用途や、設備への組み込みが難しい現場にはハンディ型が便利です。両方を併用されるお客様も多くいらっしゃいます。

Q電極(センサー)の交換時期の目安はありますか?
A

交換を検討するサイン(見極めの目安)
• 定期的なキャリブレーション(校正)でエラーが出るようになった
• 測定値が安定するまでの応答時間が明らかに遅くなった
• 電極を洗浄しても数値がふらつく、またはズレる
安定した測定を維持するためにも、上記のような症状が見られた場合は早めの交換をお勧めします。

製品選びに迷ったら

絞り込みツールを使っても「どれが合うかわからない」という場合は、お気軽にご相談ください。使用環境・測定対象・制御の要件などをお伺いし、最適な製品をご提案します。
また、実際の環境でお試しいただけるデモ機の貸出サービスも行っておりますので、ご購入前の確認にもご活用ください。