
「水中ポンプならステンレス(SUS)製を選んでおけば、腐食の心配はない」
そう考えて導入したポンプが、数年、数ヶ月でボロボロになってしまった経験はありませんか?
液体に浸漬して使用する水中ポンプは、常に外側からも内側からも腐食のリスクにさらされています。金属材料の中でも優れた耐食性を誇るステンレスですが、実は万能ではありません。特定の薬液や過酷な排水環境下では、目に見えないところで腐食が進行し、ある日突然の絶縁不良や漏液を引き起こすリスクを孕んでいます。
本記事では、金属製水中ポンプの限界と、それらを解決するオール樹脂製水中ポンプ「セムポン」の優位性について解説します。
1 ステンレスでも腐食する——現場の隠れたリスク
「ステンレスだから大丈夫」という思い込みが、突然の設備停止や、有害な廃液の溢水という重大事故を招く一因となっているのです。
2 金属製水中ポンプが抱える3つの弱点
3 オール樹脂製「セムポン」が解決すること
🧪 圧倒的な耐薬品性
ポリプロピレン(PP)を使用し、酸・アルカリに広く対応。軽量で取り扱いも容易です。
💧 金属イオン溶出ゼロ
素材そのものが樹脂であるため、液汚染の心配が全くありません。半導体や精密化学のプロセス排水に最適です。
🛡️ 抜群の耐久性
金属のように「錆びて肉厚が薄くなる」ことがないため、薬液ピット内でも長期にわたって安定した性能を維持します。

4 どんな現場に向いているか(用途別)
セムポンの水中ポンプシリーズは、以下のような「金属製では短寿命に終わる」現場で真価を発揮します。
めっき・表面処理ライン
強酸・強アルカリ槽の廃液ピットなど、金属製では腐食が早い現場に最適です。
化学工場・排水処理施設
中和処理前の原水ピットや、腐食性の高いプロセス排水に最適です。
食品工場
塩分濃度の高い排水や、殺菌剤(次亜塩素酸)を含む洗浄廃水でも安心です。
大学・研究機関
多種多様な試薬が混ざり合う実験廃液の地下ピットでも活躍します。
5 セムポン(水中タイプ)のスペックと信頼
対応薬液
広範なpH領域(強酸〜強アルカリ)に対応。あらゆる現場で安心して使用可能です。
素材・グレード
接液部はボルトに至るまでオール樹脂構造。
6 よくある質問(FAQ)
Q. 樹脂製だと「強度」が心配ですが、大丈夫ですか?
A. 強化樹脂を採用しており、水中での水圧や運転時の負荷に十分耐えうる強度を備えています。むしろ、腐食による強度低下がない分、長期的には金属製より安心です。
Q. 固形物(スラリー)が混じっていても使えますか?
A. オープンインペラではありませんので、多少のスラリーに強くなるsic×sicのメカニカルシール採用モデルにてご使用ください。
7 選定チェックリスト
最適な水中ポンプを選ぶために、以下の項目をご確認ください。
- ✔ 液種・濃度(例:20%硫酸、次亜塩素酸など)
- ✔ 液温(何度まで上がる可能性があるか)
- ✔ 揚程・流量(ピットの深さと、送り先の高さ・距離)
- ✔ 液質(固形物の有無、粘度)
「今のステンレスポンプが半年も持たない」
「新設ピットに最適な材質がわからない」
といったお悩みはありませんか?
スペックの適合確認や材質選定にお困りの際は、セムコーポレーションまでお気軽にご相談ください。
流体制御のエキスパートが、お客様の現場に最適な「腐食知らずの1台」を選定いたします。
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