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排水中和装置を新設する限られた設置スペースに、柔軟なカスタマイズ設計 水処理

近年、排水規制の強化により、これまで対象ではなかった工場や事業所も、排水・廃液の中和処理の必要性が広がっています。

これまで排水中和装置を導入したことが無い場合、導入にあたって障害になることが多いのが

「設置スペースの確保」です。

排水量(中和処理量)にもよりますが、、お客様の状況に合わせて省スペースでも設置可能な中和装置をスタマイズ提案いたします。

 

 

 

 

 

目 次


 

・pH自動中和装置 CPUシリーズの概要
・排水規制とは
・中和処理とは
・中和装置排水処理の流れ
・設置後の管理について

 

 

pH自動中和装置 CPUシリーズの概要

 pH自動中和装置CPU

連続処理方式で、処理量0.5~1.7m3/hと        1~4m3/hの2機種をご用意。

画期的省スペース・軽量化を実現した、新機能満載のpH自動中和装置です。
連続処理方式で、0.5~1.7㎥/hと1~4m㎥/hの2機種をご用意しました。
また、液面計やpH記録計を装備したタイプもあります。


製品情報はこちら

 

排水規制とは

工場や事業所などが公共用水域に排水する場合、排水のpH値(水素イオン濃度)は、 「水質汚濁防止法」にて″pH 値を 5.8 以上 8.6 以下″と定められています。
一部の物質や成分について規制値が設けられており、該当する物質が排水に含まれる場合は、最寄の下水道局や自治体の環境管理課などに相談し、申請書類の提出を行います。その後、設置の許可を得て中和処理装置などを使用し、排水の水質基準をクリアする必要があります。 

 

中和処理とは

中和とは、酸とアルカリを加えて中性の水溶液にすることです。 代表的な中和反応ですと、塩酸(HCl)に水酸化ナトリウム(NaOH)を加えて反応させると、塩化ナトリウム(NaCl)と水(H2O)を生成させます。
中和処理とは
実際の排水を中和するときは、排水に含まれている金属イオンを除去する必要がありますので、pH調整を行い、金属イオンと水酸イオンを反応させ、水酸化物として沈殿させます。

含んでいる物質や成分によりpH反応は異なるため、排水の中和処理においてはpH値の調整が必要不可欠となります。


 

中和装置排水処理の流れ

中和装置フロー図
 

設置後の管理について

中和装置はメンテナンスが重要です

中和装置を設置したものの、メーカーがメンテナンス対応をしていないなどの、アフターケアが不十分となれば、故障やトラブルの原因にもなりかねません。常に適切な中和処理を行うためには、定期的なメンテナンスや消耗品の交換など、装置保全に努めることが大切です。

 

セムコーポレーションでは定期点検・メンテナンスのご依頼も承っております。

現場対応が豊富な弊社営業がご対応致しますので、納入後のアフターサポートもご安心頂けます。

 

 

長く安全にご使用頂くために、ユーザー様でも行える簡単な日常点検をご紹介致します。

①薬品残量があるか

②pH値が異常ではないか

③液漏れしてないか

④各機器が正常に動作しているか

 

中和装置を安全にお使い頂くために、設置後の管理はしっかりと行いましょう。

 

 

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